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栗原幸夫のホームページへ

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●No.1/1998.2.20
【議論と論考】
座談会◎沖縄の闘いから何を汲み取るか
             (武藤一羊+国富建治+青山薫+天野恵一)
「自由主義」以後の思想的境界(栗原幸夫)
『週刊金曜日』への抗議と要請(天野恵一+貝原浩)
  資料・貝原浩さんへの本多勝一氏の手紙
名護の住民投票と公共性(白川真澄)
【コラム・表現のBattlefield】
「特製・反戦ちんどん屋」はチラシ片手に街をゆく(桜井大子)

●No.2/1998.3.20
【議論と論考】
「自由主義」以後の思想的境界(続)(栗原幸夫)
天皇表現の自由と自主規制(小倉利丸)
ナチス・オリンピック、もう一度(池田浩士)
【世界の運動情報】
ネグリとアウトノミア関係者の恩赦をめぐる近況(市田良彦)
多国間投資協定(MAI)は敵! なぜフランスは反対するのか(コリン・コバヤシ)
【コラム・表現のBattlefield】
映画一本さらしに巻いて――幾多の峠を越えながら
上映行脚「山谷 制作上映委員会」(桜井大子)
【資料】
国連安全保障理事会決議 第1154号(1998年3月2日採択)

●No.3/1998.4.23
【議論と論考】
平時を呑み込む有事の論理――監視される日常生活(小倉利丸)
新ガイドライン状況と中東/湾岸危機――「当事国」としての日本と「周辺事態」(岡田剛士)
国民総背番号制は何を狙っているのか?(宮崎俊郎)
多数多様体的な反天皇制の流れを!(杉村昌昭)
【コラム・表現のBattlefield】
暴力と表現を支配する権力者たち――平野恭余子著『天皇と接吻』(桜井大子)
【資料】
日本「自由主義史観」の正体(抜粋)(ギャバン・マコーマック)

●No.4/1998.5.25
【議論と論考】
「日本人の貧弱な身体」とプライド回復―貝原イラストの掲載拒否問題をめぐって(北原恵)
天皇・皇后のポルトガル・イギリス・デンマーク訪問(国富建治)
【コラム・表現のBattlefield】
断念させられた女たちの「記憶」を伝える
―「1000本の記憶」と「沈黙の行進」―(桜井大子)
【世界の運動情報】
「北のガザ回廊」=南部レバノンからの撤退を模索するイスラエル(岡田剛士)
フランスの新たな移民法とサン・パピエたち(コリン・コバヤシ)

●No.5/1998.6.20
【議論と論考】
天皇訪欧問題から九月金大中来日・天皇会談に向けて更なる討論を!(桜井大子)
金大中大統領「過去の清算」発言への疑問(田口裕史)
「日の丸・君が代」の現在と不登校(岡村達雄)
土地強奪への沖縄の〈怒り〉(天野恵一)
国策に奉仕する「知の技法」―山内昌之の発言に触れて(太田昌国)
【コラム・表現のBattlefield】
「食べる・飲む・語る・出会う」を通して文化=存在を伝える―「風の家」――レラ・チセ(桜井大子)
【書評】
デイブ・デリンジャー著『アメリカが知らないアメリカ』(ダグラス・ラミス)
【反天論議】
「君が代」を歌って「大人」になろう!―渡る世間の自己規制の仕組み考(青山薫)

●No.6/1998.7.20
【議論と論考】
チョー右派言論を読む・抗争するオルタナティブ(栗原幸夫)
チョー右派言論を読む・産経新聞の巻(伊藤公雄)
死刑廃止運動とインターネット(小倉利丸)
ネットワークユーザーにとってのプライバシーとセキュリティとは(小倉利丸)
平和と安全、そして危機管理―新ガイドライン・有事立法が目指すのは剥き出しの国家利益だ(岡田剛士)
【世界の運動情報】
フランスの移民問題の現在(コリン・コバヤシ)
エチエンヌ・バリバールの「サン・パピエ――リオネル・ジョスパンへの回答」
【コラム・表現のBattlefield】
チョー悪徳有名人・天皇を描き続けるパロディーの力持ち
―「本郷村の画伯」 貝原浩―(桜井大子)
【書評】

『天皇と接吻――アメリカ占領下の日本映画検閲』(天野恵一)
【反天論議】
「日和見」しつつ反天論議ができればいい(池田祥子)

●No.7/1998.8.24
【議論と論考】
小林よしのりの『戦争論』を眺める(栗原幸夫)
伊藤俊也の作品としての『プライド 運命の瞬間』批判(太田昌国)
『プライド 運命の瞬間』論議(天野恵一)
自称現実主義者たちの現実追随――中島嶺雄・中西輝政などの言動に触れて(太田昌国)
「批判」について考える――「自由主義」以後の思想的境界〈3〉(栗原幸夫)
【コラム・表現のBattlefield】
「見せる・感じさせる」で伝える、伝わった――端島・高島ピースクルーズ
(桜井大子)
【書評】
『となりに脱走兵がいた時代』(小倉利丸)

●No.8/1998.9.20
【議論と論考】
「核の傘」・「核による安全保障」批判の方法について――高島義一論文への疑問(天野恵一)
イワンは善い王様か、って!?(池田浩士)
綻び目から読みかえす「プライド」(たいらひとし)
【チョー右派言論を読む】
第三者(=敵)を想定していない戦争マニュアルだって?(太田昌国)産経だけ(?)の「共和国」情報――反戦派の「共和国」論を、今(伊藤公雄)
【コラム・表現のBattlefield】
勝っても負けても、とりあえず「知らせる」が勝ちの闘い――「思いやり予算」違憲訴訟・東京(桜井大子)
【海外情報】
フランスの核(コリン・コバヤシ)

●No.9/1998.10.22
【議論と論考】
金大中大統領来日と日韓関係(尾沢孝司)
自治体の天皇観――憲法の「象徴天皇」制と表現の自由(小倉利丸)
「大東亜戦争正当化」失敗作の悲喜劇――遅ればせながら「プライド」を論議するA(水垣奈津子)
天皇訪韓の具体化が意味するもの――和田春樹批判(天野恵一)
理想論と「現実論」――池田祥子とダグラス・ラミスの主張を手がかりに (天野恵一)
【チョー右派言論を読む】
「負け組ロマン主義」を越えて――いまさらながら、加藤典洋『敗戦後論』を読む(伊藤公雄)
世界市場の崩壊を予言する財務官のニヒルな発言――資本主義のつぎには何が来るか(栗原幸夫)
【コラム・表現のBattlefield】
時空を自在に駆けめぐり、隠された歴史にライトをあてる仕掛人たち――テント芝居・劇団「野戦の月」(桜井大子)
【メディア批評】
英語中心主義も日本語ナショナリズムもいらない (小倉利丸)

●No.10/1998.11.20
【チョー右派言論を読む】
パンク右翼のクーデタ計画書(栗原幸夫)
目と心が腐るような右派言論から、一瞬遠く離れて (太田昌国)
【議論と論考】
新ガイドライン・米国の戦略へのスタンスを明確にした周辺事態法批判を(武藤一羊)
ゴラン高原の自衛隊(森田ケイ)
金大中来日と日韓経済関係(金子文夫)
遅ればせながら「プライド」を論議する―「東京裁判憎し」に凝り固まった薄っぺらな映画(木元茂夫)
新しい「ミッチー」賛歌―「子供時代の読書の思い出」騒ぎ(天野恵一)
【書評】
『戦後論存疑』(『レヴィジオン』第1輯)―戦後日本国家の乗り越えはいかになされるべきかをめぐる論争的提起 (白川真澄)
『浄土の回復――愛媛玉串料訴訟と真宗教団』(北野誉)
運動の全国交流、次は何か―『全国から新ガイドライン安保・有事立法に反対の声を! 9・20行動報告集』(天野恵一)
【コラム・表現のBattlefield】
女のからだから世間をながめ、ものいう女たち(桜井大子)

●No.11/1998.12.20
【県知事選敗北後の沖縄と私たち】
上原成信氏(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック代表)インタビュー
北部地域への「ヘリ基地建設案」に反対し、「基地の県内移設」の撤回を求める声明
沖縄県知事選をめぐって 革新大田の敗北と私たち(天野恵一)
【チョー右派言論を読む】
天皇制なきナショナリズム?(伊藤公雄)
北朝鮮「核疑惑騒動」の陰でうごめく者たち (太田昌国)
【議論と論考】
ニュー・メディア天皇制の先駆け?(浅見克彦)
「スーパー越境者」としての皇后美智子(北原恵)
「皇室外交」のスタイルの変化に注目しよう!――金大中・江沢民と天皇との会談(天野恵一)
【書評】
「〈知〉の植民地支配」――変貌する大学「(小山俊士)
平成不況のこの日本で、現在の社会システムへのオルタナティブをいかに構想できるか――武藤一羊『ビジョンと現実』(塩川喜信)
【表現のバトルフィールド】
「くまなく、正確、迅速に情報を」を日夜追求する活動家集団――『'97 ガイドライン安保・有事法に反対する全国FAX通信』(桜井大子)

●No.12/1999.1.20
【新春座談会】
反戦平和運動の新たな展開と浮上を求めて(舟越耿一・武藤一羊・天野恵一)
【チョー右派言論を読む】
世紀の終わりに天皇制論議の更なる深化を(栗原幸夫)
保守系メディアのレトリック(伊藤公雄)
【議論と論考】
《10年目のアキヒト・ミチコ天皇制と対決する!》

「おことば」の中身のレベルを越えた論議を(たいらひとし)
米日韓三角軍事同盟の本格的展開を許すな!(北野誉)
アジア通貨危機と日韓一体化(池田五律)
天皇制側の「女帝」論議は本格的に始まった(桜井大子)
【表現のバトルフィールド】
文房具」発、女のためのおいしい情報――麻鳥澄江とジョジョ企画(桜井大子)

●No.13/1999.2.20
【議論と論考】
天皇の尊厳を押しつける自治体との闘い―富山県立近代美術館裁判一審判決をふまえて(小倉利丸)
『戦争論』に沸き立つ右派メディア(小山俊士)
歴史・思想的に、非歴史的映画『プライド』に留まってくれるな――遅ればせながら「プライド」を論議する・4(太田昌国)
天皇ヒロヒト「敗戦23年後の述懐」をめぐって(天野恵一)
イラク空爆を〈問う〉―1・31集会を通して考える (天野恵一)
ゴラン高原の自衛隊(森田ケイ)
【チョー右派言論を読む】
川勝平太の「常識派」風言論の行き着く先(太田昌国)
私が右派言論を読む理由(栗原幸夫)
【書評】
天野恵一『反戦運動の思想――新ガイドラインを歴史的に問う』(越田清和)
【表現のバトルフィールド】
超高速時代の情報・メディア攻防戦に助っ人!―インターネットの可能性とリスクの板挟みで奮闘するJCA-NET(桜井大子)

●No.14/1999.3.24
【日の丸・君が代問題】
「日の丸・君が代」実施は「忠誠」のものさし(北村小夜)
校長の自殺と日本共産党の路線転換(天野恵一)
【新ガイドライン】
新ガイドライン・英文←→日本文の欺瞞を撃つ! (武藤一羊)
「県内移設」を許さない!―沖縄県知事選敗北以降の反戦平和運動の闘いの展望 (安次富浩)
【議論と論考】
運動のデモクラシーとデモクラシー運動について――ダグラス・ラミスの『ラディカル・デモクラシー――可能性の政治学』(加地永都子訳)を手がかりに(天野恵一)
無党派運動の思想――絶対平和主義としての共産主義批判(北野誉)
【チョー右派言論を読む】
ガイドライン関連法案実務者の講演を聞いて(太田昌国)
天皇抜きのナショナリズム/再び(伊藤公雄)
【世界から】フセイン・ヨルダン国王の死と中東和平プロセスの行方(岡田剛士)

●No.15/1999.4.20
【無党派運動の思想・2】
「大衆」について考える(栗原幸夫)
【チョー右派言論を読む】
誰がこの空洞を埋めるのか(栗原幸夫)
クーデタの誘惑?!(伊藤公雄)
【議論と論考】
「開発」の見直しにまで踏み込む反基地運動の胎動――県内移設の焦点・浦添の現在(新崎盛暉)
【表現のBattlefield】
「『頽廃藝術』の夜明け」から13年後の表現の不自由
――富山県立近代美術館問題は終わらない(桜井大子)

●No.16/1999.5.25
【議論と論考】
「国旗・国歌」法制化騒ぎを主観・楽観する!(竹森真紀)
政府自民党の「平和」のベールと小沢の「戦争参加」発言−−防衛庁長官の二つの発言訂正をめぐって(天野恵一)
【無党派運動の思想・2】
天野恵一『無党派運動の思想――[共産主義と暴力]再考』を読んで(吉川勇一)
【チョー右派言論を読む】
「ほんとうは恐いガイドラインの話」(太田昌国)
【書評】
新崎盛暉・天野恵一『ほんとうに戦争がしたいの!?――新ガイドラインの向こうに見えるもの』(桜井大子)

●No.17/1999.6.20
【議論と論考】
「法制化」と戦後国家の転換(岡村達雄)
戦争国家体制の成立とフレームアップ(深田卓)
「日の丸・君が代」強制と右翼テロ――アキヒト在位十年「奉祝」の動きの中で (天野恵一)
【無党派運動の思想】
「総括」の方法、そして「共感」と「反発」(国富建治)
【チョー右派言論を読む】
傍観か空爆か。少女の涙と大統領の周到な配慮――二者択一論と二元論の狭間に陥らないために (太田昌国)
「日の丸・君が代」は「学校」を救う(伊藤公雄)
【書評】
天野〈テンノ〉は天皇〈テンノウ〉ではないのだ!――天野恵一著 『無党派運動の思想[共産主義と暴力]再考』(池田浩士)
海外情報
イスラエル大統領選以後の中東(森田ケイ)

●No.18/1999.7.20
【座談会】
成果と残された問題点−−新ガイドライン関連法案の攻防をふりかえる (天野恵一・太田昌国・国富建治・司会=岡田剛士)
【議論と論考】
「日の丸・君が代」法制化に対抗するために(浅見克彦)
地方分権一括法案――どこが問題か(白川真澄)
「君が代」首相の新見解と憲法――転換の意味を「よくよく考えて」みよう (天野恵一)
〈非暴力〉とは警察のいうままになることではない――5・21反「戦争法」大結集をめぐって(天野恵一)
【無党派運動の思想】
天野少年の思想へ(平井玄)
【チョー右派言論を読む】

なんだかキナくさい国会会期大幅延長(伊藤公雄)
【書評】

長谷川啓・責任編集『〈転向〉の明暗――「昭和十年前後の文学」』「文学史を読みかえる」研究会・編 (池田五律)

●No.19/1999.8.19
【議論と論考】
国旗「日の丸」の消滅に向けて(栗原幸夫)
国家は、ひとりの人間に対して、自発性以外の根拠にもとづいて、なにごとかをなさしめうるか?(彦坂諦)
首相の公式参拝への「環境整備」とは何か――「日の丸・君が代」法制化の次にくるもの(天野恵一)
「名誉回復」という問題――粛清・査問文化をめぐって(天野恵一)
【書評】
闘いのなかからの未来への展望―新崎盛暉・天野恵一『本当に戦争がしたいの!?』、新崎盛暉『政治を民衆の手に―問われる日本の針路』(武藤一羊)

●No.20/1999.9.20
【議論と論考】
東ティモール情勢を、PKF凍結解除に利用しようとする日本政府と右派言論(太田昌国)
象徴天皇制と「四つ巴」の現状(栗原幸夫)
日の丸・君が代・天皇制(大津健一)
住基法改悪と戦後史の転換(佐藤文明)
「二重思考(ダブル・シンキング)」・「言葉の崩壊」について−−山口二郎の「正論」をめぐって(天野恵一)
いまこそ、「憲法論議」をとりもどせ(桜井大子)
皇室外交」と憲法――小沢一郎の「日本国憲法改正試案」をめぐって(天野恵一)
ゴラン高原の自衛隊(森田ケイ)
【表現のBattlefield】
第145回国会をめぐる攻防は、運動と表現の問題を突きつけてきた――魅力のない運動は力を持たぬ、書くのは簡単なのだけど(桜井大子)

●No.21/1999.10.15
【議論と論考】
国民国家を相対化する改憲の可能性(小倉利丸)
改めて千鳥ヶ淵戦没者墓苑を思う(徳永五郎)
アキヒト天皇「在位」十年式典への動き本格化――「日の丸・君が代」「奉祝」の強制への抗議を!(天野恵一)
粛清・査問文化をめぐって――責任を問う主体は誰なのか(天野恵一)
【チョー右派言論を読む】
「おまえの敵はおまえだ」(太田昌国)
「教育改革」という戦場(伊藤公雄)
【海外情報】
ゴラン高原の自衛隊(森田ケイ)
【書評】
纐纈厚著『侵略戦争――歴史事実と歴史認識』 (小山俊士)

●No.22/1999.11.23
【議論と論考】
国会の腐食(内藤隆)
「戦争」のリアリティ(水島たかし)
【チョー右派言論を読む】
保守言説を超えて/現状批判のための、新しい言葉とコミュニケーションのために(伊藤公雄)
分かれ道に立って(栗原幸夫)
沖縄の闘い】
「県外移設」のスローガンにどう答えるのか−−沖縄の闘いと私たち(天野恵一)
アキヒト天皇の沖縄の歴史と文化の理解度(天野恵一)
【書評】
豊下楢彦編『安保条約の論理―その生成と展開』(立山紘毅)
山中恒・山中典子著『間違いだらけの少年H――銃後生活史の研究と手引き』(田浪亜央江)
【海外情報】
ゴラン高原の自衛隊(森田ケイ)

●No.23/1999.12.20
【議論と論考】
雑学「ユニオン・ジャック」(青山薫)
イタリアの国旗と国歌(片桐薫)
天皇(皇室)信仰の空洞化――「天皇在位十年式典」が浮かび上がらせたもの(天野恵一)
「支配層の国家改造に反対する」共同行動の必要を!(高田健)
【沖縄の闘い】
沖縄・名護でおきていること――キチンと事実に注目しよう(天野恵一)
【書評】
戦後憲法思想へ潜入させられた国家思想――纐纈厚著『侵略戦争』(伊藤晃)
戦後日本の「ねじれ」をどちら向きにとくのか ――武藤一羊著『〈戦後日本国家〉という問題』(冨山一郎)

●No.24/2000.1.22
【議論と論考】
迂回路を通って天皇制へ(池田浩士)
「君が代」ってエロ歌じゃなかったっけ?(大熊亘)
われわれにとっての「憲法論議」とは(栗原幸夫)
やったぜベイビー」から流産へ――「御懐妊の徴候」大騒ぎの後(天野恵一)
【沖縄の闘い】
基地の「押しつけ」と「戦争の記憶」の改竄−−「検証・平和資料館問題」(『けーし風』)を読む(天野恵一)
【書評】
吉岡斉著『原子力の社会史 その日本的展開』(小山俊士)
戸井昌造『戦争案内 ――ぼくは二十歳だった』 (たま)

●No.25/2000.2.20
【議論と論考】
戦後保守と天皇制(伊藤公雄)
天皇一族の公事と私事――雅子の「人権」と宮内庁の操作(天野恵一)
【「憲法論議」を論議する】
グローバリゼションの下での改憲論議と天皇主義(池田五律)
【海外情報】
香港民主活動家、国旗・区旗法違反で有罪(和仁廉夫)

●No.26/2000.3.17
【ML情報】
憲法問題メーリングリストへのご參加を
【議論と論考】
強化する〈文化の守護者としての皇室像〉(宮内 晶)
「日の丸・君が代」強制拒否運動の報道――本当に語られるべきことが語られていない(天野恵一)
マラリア有病地への「軍命」による強制移住の体験−−八重山平和祈念館問題(天野恵一)
【「憲法論議」を論議する】
「憲法解釈学的錯視」への具体的批判を持続する「反改憲」運動を!(天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(1)
新しい衣装の下に透けて見える守旧的立場―『和平工作:対カンボジア外交の証言』を読む (太田昌国)
【書評】
高橋哲哉『戦後責任論』を読む(栗原幸夫)
【海外情報】
中国・世紀を越える思想論争(章海陵・北野誉訳)
ゴラン高原の自衛隊 【再開 その9】(森田ケイ)

●No.27/2000.4.17
【言葉の重力・無重力】(2)
他山の石としての「ハノイ・敵との対話」―東大作著『我々はなぜ戦争をしたのか』を読む(太田昌国)
【議論と論考】
たくさんの屍を滋養に繁茂する小さな花(岩崎稔)
音楽教科書のなかの「歌」の政治性(北村小夜)
「傀儡政権」と「日の丸・君が代」―「傀儡天皇制」の現在を考える(天野恵一)
〈サミット〉がつくり出している状況―沖縄県議会の「一坪反戦地主など」の排除決議をめぐって(天野恵一)
【「マサコ懐妊報道」を論議する】(1)
皇族の人権とジャーナリズム(中嶋啓明)
【書評】
マイケル・グリーン、パトリック・クローニン編 川上高司監訳『日米同盟――米国の戦略』〔勁草書房 1999年、3,000円+税〕(島川雅史)

●No.28/2000.5.20
【言葉の重力・無重力】(3)
漫画を使わず「言葉を尽した」本の、ファン向け専用トリック ――小林よしのり『「個と公」論』を読む(太田昌国)
【議論と論考】
平和祈念資料館問題と「女たち」の対抗「サミット」(高里鈴代)
延命した排外主義の再強化――森発言・石原発言をめぐって(天野恵一)
基地づくりと「逆格差論」――沖縄・名護レポートをめぐって(天野恵一)
【「マサコ懐妊報道」を論議する】(2)
「プライバシー」が見えなくさせるもの(大川由夫)
【追悼】
戸井昌造さんへ(桜井大子)
【書評】
徐京植・高橋哲哉『断絶の世紀 証言の時代――戦争の記憶をめぐる対話』(小山俊士)
中島昭夫著『使い倒そう! 情報公開法』(山本英夫)

●No.29/2000.6.17
【言葉の重力・無重力】(4)
「現実的とは何か」をめぐる、大いなる錯誤――高良倉吉らの「沖縄イニシアティヴ」を読む(太田昌国)
【議論と論考】
星条旗はためく下に――アメリカの「国旗崇拝」と保守主義(島川雅史)
戦争責任問題の出発点と現在――国主義的意識の中での天皇制(伊藤晃)沖縄基地づくりの「イニシアチブ」と対決する「民衆の安全保障」国際フォーラムの実現を――沖縄サミットに抗して(天野恵一)
「マサコ懐妊報道」を論議する(3)
〈ご懐妊〉報道がなぜ不敬につながるのか(北原恵)
「呼び捨て」への暴行と「雅子さま」報道――右翼による言論への暴力に抗議を!(天野恵一)
ゴラン高原の自衛隊〔再開 その10〕(森田ケイ)
【書評】
安保・有事体制を巡る議論のために
◆『【講演録集】日米安保・戦争責任・反戦平和を語る〜活憲運動の発展をめざして』
◆『周辺事態法 新たな地域総動員・有事法制の時代』(池田五律)
追悼
小田切秀雄を送る(栗原幸夫)

●No.30/2000.7.23
【議論と論考】
オランダ戦争展拒絶から見えていること(舟越耿一)
天皇と帝国の衰退について(小倉利丸)
「皇太后」ナガコ死亡報道――皇室(「昭和」)の歴史と庶民の歴史の一体化は操作である (天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(5)
日の丸、君が代が戦争したわけではない?――加地信行編著『日本は「神の国」ではないのですか』を読む(太田昌国)
「マサコ懐妊報道」を論議する(4)
それでもやっぱりプライバシー論議は必要(桜井大子)
〈民衆の安全保障〉のための運動へ――米兵の少女わいせつ行為と森発言への抗議を! (天野恵一)【書評】
天野恵一『沖縄経験〈民衆の安全保障〉へ』(国富建治)
伊波洋一著『米軍基地を押しつけられて』(古荘斗糸子)
ゴラン高原の自衛隊(森田ケイ)

NO.31/2000.8.20
【インタビュー】
「共和制」をめぐる論議こそが必要――天皇制とイギリス王室(テッサ・モーリス=鈴木)
【議論と論考】
雅子「斂葬の儀」欠席騒ぎ――つくりものの「笑い」とつくりものの「心配」(天野恵一)
戦死者の追悼と「平和」・「安全保障」・「反核」−−沖縄「平和の礎」のクリントン発言と広島「平和記念公園」の森発言 (天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(6)
「ソ連論」で共感し、「日本論」で異論をもつ――内村剛介『わが身を吹き抜けたロシア革命』を読む(太田昌国)
【「マサコ懐妊報道」を論議する】(5)
皇室の「公と私」と私たちの「公と私」(天野恵一)
【書評】
李小江著、秋山洋子訳『女に向かって 中国女性学をひらく』(坂元ひろ子)
石原昌家著『沖縄の旅・アブチラガマと轟の壕−−国内が戦場になったとき』(水垣奈津子)
新崎盛暉編『《和英両文 100 Q&A》沖縄の素顔』(岡田剛士)

No.32/2000.9.20
【議論と論考】
私たちにとっての「防災」とは?――「馬鹿な左翼」だってか!(天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(7)
「個」を脅しつける「体制」の論理――曽野綾子「日本人へ:教育改革国民会議第一分科会答申」を読む(太田昌国)
【書評】
天野恵一著『沖縄経験〈民衆の安全保障〉へ』(彦坂 諦)
柄谷行人著『倫理21』(栗原幸夫)

No.33/2000.10.20
【議論と論考】
[沖縄サミット]は何をつくりだしたのか――サミットに対抗した多様な動きの成果の検証を! (天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(8)
多様性の中の、いくつかの忘れがたい表現――文藝春秋編『私たちが生きた20世紀』を読む(太田昌国)
【書評】
我部政明著『沖縄返還とは何だったのか――日米戦後交渉史の中で』(山本英夫)
前田哲男著『在日米軍基地の収支決算』(梶野宏)
【抗議声明】
イスラエルはパレスチナ民衆への虐殺戦争を直ちに停止し、全面撤退せよ!

No.34/2000.11.20
【議論と論考】
反天皇制運動と共和主義(伊藤晃)
在日外国人の参政権をどう考えるのか――排外的な「国家意識」をふりまく人々に反論し、私たちの原則をもつために(木元茂夫)
安保条約の秘密合意への〈怒り〉――「嘘つき」政府と私たち(天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(9)
「革新疲労からの脱却」という選挙スローガンについて――高良倉吉ほか著『沖縄イニシアティブ――沖縄発・知的戦略』を読む (太田昌国)
【反天運動月報】(1)
「日の丸」と明文改憲――運動の方向をめぐって(天野恵一)
【書評】
ダグラス・ラミス著『憲法と戦争』、『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』(武藤一羊)
C・ダグラス・ラミス著『憲法と戦争』(舟越耿一)
池田恵理子・大越愛子責任編集『加害の精神構造と戦後責任』(伊藤公雄)

No.35/2000.12.19
【「共和主義」論議】(1)
三年前の「反天論議」をふりかえる(北野誉)
【言葉の重力・無重力】(10)
ペルーと日本政府・民間レベルの関係の闇――アルベルト・フジモリ「新聞・テレビ各社別“独占”会見」を読む (太田昌国)
【議論と論考】
グローバリゼーションのなかの天皇制(伊藤公雄)
現今の「教育改革」論議への私のスタンス(池田祥子)
具体的な非協力・抵抗に注目しよう――小樽の随伴艦の寄港拒否をめぐって(天野恵一)
【反天運動月報】(2)
明文改憲と天皇制批判―運動の方向をめぐって(2)(天野恵一)
【書評】
津田道夫著『君は教育勅語を知っているか――「神の国」の記憶』(高橋寿臣)藤井治夫著『密約――日米安保大改悪の陰謀』(山本英夫)
真喜志好一ほか著『沖縄はもうだまされない――基地新設=SACO合意のからくりを撃つ』(梶野宏)

No.36/2001.1.20
【「共和主義」論議】(2)
帽子のとり方をめぐる考察(杉村昌昭)
【言葉の重力・無重力】(11)
いまなお大国の「ミーイズム」に自足する映像表現――ロジャー・ドナルドソン監督、ケビン・コスナー主演『13デイズ』を観る (太田昌国)
【議論と論考】
日本の運動に可能性と課題を提示した女性国際戦犯法廷(鈴木裕子)―インタビュアー:桜井大子
責任を問うこととはなにか?―加藤典洋・橋爪大三郎・竹田青嗣『天皇の戦争責任』を読んで(彦坂諦)
沖縄で、また米兵「わいせつ」事件−「海兵隊を含む兵力の削減」県議会決議へ (天野恵一)

【反天運動月報】(3)
「女性国際戦犯法廷」と「右翼」の脅迫―「民衆法廷」の「権威」をめぐって(天野恵一)
【書評】
太田昌国著『「ゲバラを脱神話化する」』/『日本ナショナリズム解体新書 発言1996-2000』(田浪亜央江)
J.F.フォルジュ著『21世紀の子供たちに、アウシュヴィッツをいかに教えるか?』(高橋優子)

No.37/2001.2.21
【言葉の重力・無重力】(12)
表層で政府批判を行ない、最後にはこれに合流する――最近の事件に関わるマスメディア報道姿勢を読む (太田昌国)
【状況へ】
労働者階級にも英雄?――プリンス・ウィリアム・フィーバーについてきく(青山薫)
「フジモリ問題」を考える(太田昌国)
【議論と論考】
軍隊の本音と軍隊「活用」論――沖縄米四軍調整官の発言・米潜水艦「事故」と日本共産党の政策転換 (天野恵一)
【反天運動月報】(4)
「日の丸・君が代」強制反対集会と「女性国際戦犯法廷」―天皇ヒロヒトへの歴史的な怒り(天野恵一)【書評】
山中恒著『新聞は戦争を美化せよ! 戦時国家情報機構史』(中嶋啓明)
女性の人権を守る真っ直ぐな怒り――松井やより著『グローバル化と女性への暴力』(加納実紀代)
ゴラン高原の自衛隊 【再開 その12】(森田ケイ)

No.38/2001.3.20
【状況へ】
「精神の戒厳令」状態をうち破るために(駒込武)
「一国史・日本史解体」のススメ(和仁康夫)
【議論と論考】
国民の脱‐統合の象徴(斎藤純一)
沖縄―「本土(ヤマト)」を貫く「まやかし」の政治――稲嶺県知事の「選挙公約」の撤回をめぐって (天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(13)
無神経・無恥な漫画家を喜ばせる入国禁止措置――小林よしのり『台湾論』をながめる(太田昌国)
【反天運動月報】(5)
NHKの「女性国際戦犯法廷」番組改ざん問題(天野恵一)
【書評】
「いのくら」基地問題研究会/編『私たちの非協力宣言――周辺事態法と自治体の平和力』(梶野宏)
池添徳明著『日の丸がある風景』(和田彰夫)
【連合王国の女王様たちとその民たち】
情報公開は生き残りの原則か?(青山薫)

No.39/2001.4.22
【状況へ】
気づいたら法廷で発言していた(竹森真紀)
憲法を活かすことと守ること(中北龍太郎)
【議論と論考】
〈混合政体〉としての共和主義の再検証(池田五律)
「米海兵隊削減・撤退」要求と新しい米軍基地づくり――「軍隊で民衆の安全は守れない!」4・1集会 (天野恵一)
【言葉の重力・無重力】(14)
戦争のなかの文化遺産――「タリバーンのバーミヤン大仏破壊」報道を読む(太田昌国)
【反天運動月報】(6)
「自己陶酔」史観教科書の登場―「今日的価値観」をふまえて過去の歴史を考えよう(天野恵一)
【書評】
呉連鎬著『朝鮮の虐殺――20世紀の野蛮から決別するための現場報告書』(芦澤礼子)
安川寿之輔著『福沢諭吉のアジア認識―日本近代史像をとらえ返す』(高橋武智)


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