著作目録 ●は単行本 △は編著
収録単行本略号
(転)=『転形期の政治と文学』
(肩)=『肩書きのない仕事』
(歴)=『歴史の道標から』
(世)=『世紀を越える』


社会主義リアリズム論争の背景  	   『文学評論』季刊5号、1954年1月号
『プロレタリア文学』書評			『近代文学』1954年5月号
『前衛』六月号の「神山茂夫批判」にたいする私の意見  1954年7月12日
国民文学と読者の間――「むらぎも」によせて『三田新聞』 1954年9月30日号
われわれの除名処分を正しく取消すために必要な一連の問題についての意見 1955年9月5日
ナルプ解体前後			           青木書店刊『日本のプロレタリア文学』 1956年3月刊 (転)
帝国主義と文学				     青木書店刊『体系・文学講座・第6巻  1956年11月刊
第一次大戦と文学				     大月書店刊『講座・日本近代文学史・3』1956年12月刊
プロレタリアートおよび帝国主義と文学  大月書店刊『講座・日本近代文学史・3』1956年12月刊
小林多喜二の死からプロレタリア文学の「転向」へ 
						     大月書店刊『講座・日本近代文学史・4』1957年2月刊
「転向」後のプロレタリア文学と社会主義リアリズム論争
						      大月書店刊『講座・日本近代文学史・4』1957年2月刊
行動主義文学と反軍国主義の動向		大月書店刊『講座・日本近代文学史・4』1957年2月刊
久保栄『火山灰地』と新劇の抵抗		大月書店刊『講座・日本近代文学史・4』1957年2月刊
民主主義文学運動の分裂――『新日本文学』と『人民文学』
						      大月書店刊『講座・日本近代文学史・5』1957年6月刊
戦後文学の成熟				      大月書店刊『講座・日本近代文学史・5』1957年6月刊
逆組織の論理					『新日本文学』1958年11月号
"変革の哲学"への道――唯物論哲学の今日の課題(無署名)
						      『週刊読書人』1959年2月16日号
無限否定への情熱――埴谷雄高論		『新日本文学』1959年12月号 (転、肩)
「主題の積極性」とはなにか			『新日本文学』1960年7月号 (転)
「火山灰地」と生産力理論			『久保栄研究』1960年8月号 (転)
青野季吉氏の歩んだ道(無署名)		『週刊読書人』1961年7月3日号
いま、なにが必要か				『現状分析』1961年11月号 (転)
自立的理論への道標				『現状分析』1962年3月号 (転)
「政治の優位性」論とその周辺		      『新日本文学』1960年7月号/『文学』1962年3月号(転)
解説・芸術における移植と伝統		      『久保栄全集・第7巻』1962年3月刊 (転)
中ソ論争の批判的検討			      『現状分析』No.17/18、1962年7月号/63年3月号
結果と展望					      『現状分析』1962年11月号 (転)
中ソ論争の歴史的背景			      『現状分析』No.19、1963年3月号
神山茂夫「「左翼作家」への抗議」解説	      『現状分析』N0.19、1963年3月号
新しい世界像のために			      『現状分析』No.20、1963年7月号
"政治と文学"論は死滅したか			『現代の眼』1963年11月号 (転)
死者の目と生者の足				『新日本文学』1963年11月号 (転)
文学運動の統一の基礎はなにか		      『新日本文学』1964年4月号 (転)
新しい文学運動の可能性			      『三田新聞』1964年4月8日号 (転)
"戦後文学"の終焉				      『三田新聞』1964年6月24日号 (転)
有題無題(無署名)				『日本読書新聞』1964年11月30日号〜65年10月25日号 (肩)
書評編集者の立場から			      『学鐙』1964年12月号 (肩)
●『転形期の政治と文学』			芳賀書店刊 1964年12月刊
高見順						『国文学』1965年6月号
組織方針のいくつかの問題点(署名・柴田三郎)
						      『共産主義運動の革新と統一』1966年10月10日
書評・いいだ・もも著『神の鼻の黒い穴』 『三田文学』1966年10月号 (肩)
参加の思想と拒否の思想――八月十五日に考えたこと
						      『新日本文学』1966年10月号
イギリス百人委員会と非暴力直接行動――クリス・カウリー氏に聴く
						      『思想の科学』1966年11月号
書評・清水幾太郎著『現代思想』		『埼玉大学新聞』1966年11月19日号 (肩)
書評・文学批評の会編『プロレタリア文学研究』
						『図書新聞』1966年12月10日号
知識人と党の問題(署名・柴田三郎)	『統一』1967年1月2日号
サルトルの平和思想				『思想の科学』1967年1月号
ある日の横浜基地ゲート前			『思想の科学』1967年2月号
「アルジェの戦い」と暴力の意味		『慶應義塾新聞』1967年3月15日号)
小田切秀雄『日本近代文学』			『図書新聞』1967年3月25日号(肩『名著の履歴書』)
真の対立点は何か――『赤旗』と『日本のこえ』の中傷を排し、意見の相違の本質を提示する(署名・柴田三郎)
						     『統一』1967年3月27日号
書評・サルトル著『知識人の擁護』(無署名)『統一』1967年3月27日号
「アルジェの戦い」をめぐって(署名・柴田三郎)		
						     『統一』1967年3月27日号
ある知識人論の周辺			     『本の手帖』1967年6月号
反動下の文化・文学運動の思潮――ナップ、コップ、文戦派
						     芳賀書店刊『講座・日本社会思想史・4』1967年7月刊
本多秋五『物語戦後文学史』		     『図書新聞』1967年9月9日号(肩、『名著の履歴書』)
やってきた芸術の大衆化			     『経済往来』1967年12月号
チェコスロバキアをめぐる情勢について(署名・共労党中央常任委員会)
						     『統一』1968年7gつ29日号
いま何が要請されているか?(署名・柴田三郎)		
						     三一書房刊『七〇年への革命的試論』1968年7月刊
レジス・ドブレの思想――『革命の中の革命』ノート
						     『マルクス主義』3号、1968年夏号
幸徳秋水著「廿世紀之怪物帝国主義」、吉野作造著「憲政の本義を説いてその有終の美をなすの途を論ず」、野呂栄太郎著「日本資本主義発達史」、河合栄二郎著「自由主義の擁護」
          			     三一書房刊、小田切秀雄編『日本の名著』1968年9月刊
脱走ルートは市民のなかに(無署名)	     『朝日ジャーナル』1968年11月24日号 (肩)
季刊『拠点』の発刊に当って――われわれの立場――(署名・『拠点』編集委員会)
						     『季刊・拠点』創刊号、1969年1月刊
マルクス著『賃労働と資本』、エンゲルス著『空想から科学へ』、レーニン著『帝国主義論』、ドイッチャー著『ロシア革命五十年』
			                      三一書房刊、小田切秀雄編『世界の名著』1969年2月刊
東大は滅ぼさねばならない(無署名)	     『統一』1969年2月24日号
書評・埴谷雄高著『渦動と天秤』		『日本読書新聞』1969年3月10日号 (肩)
書評・堀田善衞著『美しきもの見し人は』 『ほるぷ新聞』1969年4月15日号 (肩)
書評・『江戸川乱歩全集・1』		      『ほるぷ新聞』1969年5月5日号	
対立の根底はなにか(署名・柴田三郎)	『統一』1969年5月26日号 (東洋出版『現代世界革命と七〇年代』1970年4月刊	)
しかしJATECは健在である(無署名)		太平出版社刊『脱走兵の思想』1969年6月刊
書評・阿部知二著『良心的兵役拒否の思想』『朝日ジャーナル』1969年9月21日号
雑誌『拠点』の創刊に寄せて			『統一』1969年10月20日号
規約問題についての若干の歴史的経過について(署名・柴田三郎)
						      東洋出版刊『現代世界革命と七〇年代』1970年4月刊
時刻表・一九七〇・春(無署名)		『時刻表』1970年5月号
神山茂夫著『天皇制に関する理論的諸問題』解説
						      1970年6月三一書房刊
赤色労働組合主義の今日の問題(署名・柴田三郎)
						     『季刊・拠点』No.2、1970年7月刊
日本共産党題十一回大会決議批判(署名・柴田三郎)
						      『統一』1970年8月10日号
左翼文献夜話					『時刻表』1970年8月号〜71年7月号 (肩)
時刻表・一九七〇・夏(無署名)		『時刻表』1970年8月号
近代文学史におけるプロレタリア文学の位置『国語通信』1970年9月号
神山茂夫――レーニン主義者の誕生		芳賀書店刊『日本の革命思想・6』1970年9月刊
時刻表・一九七〇・秋(無署名)		『時刻表』1970年11月号
思想時評・具体性への転換を(署名・柴田三郎)
						      『統一』1971年1月21日号 (肩)
思想時評・心情的言語の克服(署名・柴田三郎)
						     『統一』1971年2月21日号 (肩)
時刻表・一九七一・春(無署名)		『時刻表』1971年3月号
思想時評・微小なるものと天皇制(署名・柴田三郎)
	                        『統一』1971年4月11日号 (肩)
思想時評・党派と自己止揚の課題(署名・柴田三郎)
						     『統一』1971年5月11日号 (肩)
時刻表・一九七一・夏(無署名)		『時刻表』1971年7月号
●『プロレタリア文学とその時代』		平凡社刊 1971年11月
『日本浪曼派』以前				復刻版『日本浪曼派』別冊 1971年12月刊
埴谷雄高とマルクス主義			『国文学』1972年1月号 (肩)
座談会・新日本文学会・歴史と現在(野間宏、針生一郎)
						『新日本文学』1972年4月号
書評・小田実『世直しの倫理と論理』ほか	『週刊読書人』1972年4月24日号 (肩)
運動の"組織"に向って			      『新日本文学』1972年5月号
書評・平野謙著『文学・昭和十年前後』	『図書新聞』1972年6月3日号 (肩)
書評・小田切秀雄著『民主主義文学論』	『週刊読書人』1972年6月19日号 (肩)
文芸時評・危機のなかの現代文学		『図書新聞』1972年7月8日号 (肩)
一清算主義者の感想				『新日本文学』1972年7月号
文芸時評・《辺境―都市》パターンの可能性 『図書新聞』1972年8月12日号 (肩)
文芸時評・「内向の世代」の文学と「私」	『図書新聞』1972年9月9日号 (肩)
書評・野呂重雄著『混沌の中から未来を』	『出版ニュース』1972年9月上旬号
△『資料・世界プロレタリア文学運動・序』三一書房刊 1972年9月
文芸時評・長篇を書くことの意味		『図書新聞』1972年10月7日号 (肩)
文芸時評・エセーニンを透して		『図書新聞』1972年11月11日号 (肩)
文芸時評・なぜ文学なのかという問い	『図書新聞』1972年12月9日号 (肩)
書評・久野収著『久野収対談集』		『週刊読書人』1972年12月11日号 (肩)
文芸この一年――〈私〉を歴史的に再検討する時
						『図書新聞』1972年12月16日号
平林初之輔と青野季吉			筑摩書房版『現代日本文学大系・54巻』月報82 1973年1月(肩)
対談・革命の思想と思想の革命(久野収)	『週刊読書人』1973年1月15日号
新・市民運動の萌芽				『週刊読書人』1973年2月19日号 (肩)
消された芽の発掘と復元――「資料・世界プロレタリア文学運動」
						『朝日ジャーナル』1973年4月20日号
その意義如何と問われて――「資料・世界プロレタリア文学運動」の編集
						『季刊・文学的立場』8号 1973年4月刊
小説・死者たちの日々			『文芸』1973年8月号
A・A作家運動小史				『新日本文学』1973年8月号
書評・エンツェンスベルガー『スペインの短い夏』、フレーザー『壁に隠れて』
						『新日本文学』1973年9月号
書評・日高六郎著『人間の復権と解放』	『週刊読書人』1974年1月28日号
国境をこえた人びと				『東京新聞』1974年3月7日夕刊
△「方向転換」からナルプの解散へ		『資料・世界プロレタリア文学運動・第5巻解説 1974年5月刊
新しい質の連帯に向って――日本アラブ文化連帯会議とAA作家運動
						『月刊社会党』1974年7月号
成功した人民と人民の連帯――日本・アラブ文化連帯会議終わる(無署名)
						『朝日ジャーナル』1974年7月26日号
書評・野間宏編『現代アラブ文学選』	『週刊読書人』1974年8月19日号 (肩)
裏方の記録――日本・アラブ文化連帯会議を終って
						『新日本文学』1974年9月号
プロレタリア芸術				『週刊アルファ大世界百科』No.215、1974年10月23日号
書評・大江健三郎著『状況へ』、小田実著『状況から』
						『朝日ジャーナル』1974年10月25日号 (肩)
革命と芸術					『20世紀の歴史』37、 1974年11月6日号
革命家としての神山茂夫			『現状分析』No.55、1974年11月号 (肩)
プロレットクリトと未来派・構成主義、モスクワ芸術座とメイエルホリド劇場、文学と詩の変革
						『20世紀の歴史』46、1975年1月8日号
新即物主義とバウハウス			『20世紀の歴史』48、1975年1月22日号
スバス氏・文学・国際主義			『AA』1975年3/4月合併号
著者への手紙・神山茂夫『わが遺書』	『現代の眼』1975年4月号 (肩)
書評・李恢成著『追放と自由』		『朝日ジャーナル』1975年4月25日号
書評・南坊義道著『深くわが汝より』	『週刊読書人』1975年5月5日号
●『死者たちの日々』			三一書房刊 1975年5月
プロレタリア文化運動			『20世紀の歴史』64、1975年5月14日号
「世界文化」復刻の意義			『週刊読書人』1975年5月26日号 (肩)
△ナップとプロレタリア作家同盟		『資料・世界プロレタリア文学運動・第三巻解説 1975年6月刊
ソビエト文化のゆくえ――強制収容所	『20世紀の歴史』69、1975年6月18日号
希望と幻滅					『20世紀の歴史』77、1975年8月13日号
堀田さんと私					『堀田善衞全集・16』月報 1975年9月刊 (肩)
座談会・埴谷雄高氏にきく(埴谷雄高、松田政男)
						『神山茂夫研究』No.1、1975年10月刊
書評・浅田光輝著『市民社会と国家』	『情況』1976年3月号 (肩)
プロレタリア文学運動における理論と批評	『岩波講座・文学』9、1976年4月刊 (歴)
座談会・天下大乱の時代と文学(野間宏、堀田善衞)
						『潮』1976年5月号
書評・平野謙著『「リンチ共産党事件」の思い出』
						『朝日ジャーナル』1976年7月16日号 (肩)
書評・大江健三郎著『言葉によって』	『週刊読書人』1976年7月19日号
実存主義とマルクス主義、サルトル		『20世紀の歴史』128、1976年8月4日号
書評・笠井清著『札幌プロ文学運動覚え書』『新日本文学』1976年8月号)
対談・在日朝鮮人運動と日本共産党(安宇植)『情況』1976年9月号
転形期論――一九三〇年代への一視角	『神山茂夫研究』3、1976年10月刊 (肩)
中野重治の"党派性"				『思想の科学』1976年10月増刊号 (肩)
スターリン批判の波紋			『20世紀の歴史』138、1976年10月13日号
多数者とはなにか				『現代の眼』1976年11月号 (肩)
書評・荒畑寒村著『寒村茶話』		『週刊ポスト』1976年12月17日号
●『肩書きのない仕事』			三一書房刊 1977年1月
戦前日本共産党史の一帰結			三一書房版『リンチ事件とスパイ問題』 1977年3月刊 (歴)
党史の方法					『さんいち』No.5、1977年5月刊 (歴)
書評・黒井千次著『五月巡歴』		『週刊ポスト』1977年5月27日号
小林多喜二「党生活者」、竹内好「国民文学論」
						自由国民社刊『明治・大正・昭和の名著』1977年6月刊
ナップ時代の意義				有斐閣版「近代文学・5」1977年6月刊 (歴)
対談・リンチ事件、スパイ問題、「非常時」共産党(針生一郎)
						『新日本文学』1977年7月号
転向論――近代天皇制下の論理と倫理	『現代の眼』1977年12月号 (歴)
プロレタリア文学運動と神山茂夫		『神山茂夫研究』No.5、1978年1月刊 (歴)
知識人文学の宿命――平野謙追悼		『図書新聞』1978年4月22日号
必然性の作家――ガッサン・カナファーニー『現代アラブ文学全集・7 カナファーニー集』付録、1978年5月20日刊 (歴)
果して中途半端か――平野謙追慕		『新日本文学』1978年6月号
スパイMと文化運動				『現代の眼』1978年7月号
座談会・プロ科の運動をめぐって(飛鳥井雅道、池田浩士)
						『運動史研究・2』1978年8月刊
書評・袴田里見著『昨日の同志宮本顕治へ』『波』1978年12月号
AA作家会議の20年			『図書新聞』1979年1月27日号
生江健次予審訊問調書・解説			『運動史研究・3』1979年2月刊
スパイMと文化運動――プロレタリア文化連盟結成の表と裏
						『さんいち』7号、1979年2月刊
見えない共和国(共著・阿奈井文彦、室謙二、山口文憲、吉岡忍)
						『月刊プレイボーイ』1979年2月号/3月号
会を閉じるにあたって――「神山茂夫研究」終刊の辞
						『神山茂夫研究』6号、1979年4月刊
戦前の中国研究とマルクス主義――中国問題研究会の周辺
						『歴史公論』1979年4月号 (歴)
書評・堀田善衞著『スペイン断章――歴史の感興』
						『潮』1979年5月号
書評・佐江衆一著『裸足の精神』		『週刊読書人』1979年5月28日号
シンポジウム・金芝河			『京都大学新聞』1979年6月16日号
『日本資本主義分析』再読			『現代の眼』1979年7月号
社会主義の現在				『さんいち』No.8、1979年7月刊 (歴)
座談会・社会主義を語る(小田実、菊池昌典、武藤一羊)
						『話の特集』1979年8月号
中野重治の死					『週刊ポストカード』1979年9月2日号
座談会・ロシアの文学革命と現代(江川卓、池田浩士)
						『文学』1979年9月号
中野重治と転向の問題			『新日本文学』1979年12月号
書評・最近の中野重治研究から		『文学』1979年12月号
座談会・楽しき雑談――中野重治とその仕事(金達寿、佐々木基一、菊池章一)
						『新日本文学』1979年12月号
米を食う意味					平凡社刊『食べる』1980年1月刊
堀田善衞著『審判』解説			集英社文庫、1980年1月刊
"空白の十年"が意味するもの			『運動史研究』No.5、1980年2月刊
敗北からの再建の道――三〇年代後半の中野重治
						『現代の眼』1980年3月号
書評・ガクシア・マルケス著『落葉』	『図書新聞』1980年3月15日号
「堀田善衞」解説				新潮社版「現代文学・29・堀田善衞」1980年5月刊
書評・竹内泰宏著『アジア・アフリカの文学と心』、『第三世界への想像力』
						『週刊読書人』1980年7月7日号
書評・宮本輝著『二十歳の火影』		『婦人と暮し』1980年7月号
小柄なサルトル				『伝記大事典通信』1980年8月15日号
書評・いいだ・もも編訳『民族・植民地問題と共産主義――コミンテルン全資料・解説』
						『流動』1980年12月号
神山茂夫――二重の反権力主義者		『現代の眼』1981年1月号 (歴)
座談会・赤色労働組合主義の思想的検討(渡部徹、伊藤晃)
						『運動史研究』No.7、1981年2月刊
ベ平連――戦後民主主義を超えた運動理念	『流動』1981年3月号
インタビュー・あの中ソ論争をいま吟味することは第三世界像を考えなおすことだ
						『週刊ポストカード』1981年4月11日号
文化の戦略に向って――桑野隆著『民衆文化の記号学』を読む
						『新日本文学』1981年5月号 (世)
座談会・開かれた創造と関係に向って――AALA文化会議の意図と課題(荒木重雄、安宇植、久保覚、竹内泰宏)
 	                                 『新日本文学』1981年11月号
民衆文化を追求するAALA文化会議(無署名)
                                  	『朝日ジャーナル』1981年11月13日号
主体としての民衆の復権へ――AALA文化会議を終って
						『週刊読書人』1981年12月21日号
言葉は歴史を考えさせる――AALA文化会議に参加して
						『生活と自治』1982年1月1日号
詩・工藤幸雄著『ぼくのポーランド文学』を読む
						『週刊ポストカード』1982年2月21日号
「日本ファシズム」作家群像――近代への憤怒
						『イタリアーナ』1982年3月号 (歴)
「愛のコリーダ」裁判の五年間に……	『週刊ポストカード』1982年7月1日号
書評・塩見鮮一郎著『表現の装置』		『図書新聞』1982年7月10日号
都市文化					『同時代批評』NO.6、1982年11月刊
わがベトナム・カンボジァ紀行		『週刊ポストカード』1982年12月1日号
書評・飛鳥井雅道著『日本プロレタリア文学史論』
						『週刊読書人』1983年3月21日号
書評・紅野敏郎著『昭和文学の水脈』	『日本読書新聞』1983年3月28日号
書評・佐多稲子著『夏の栞――中野重治をおくる』
						『図書新聞』1983年4月16日号
一つの問題提起――主催者から(無署名)	『アジア文学者ヒロシマ会議』1983年7月刊
『宮嶋資夫著作集』刊行に寄せて		『日本読書新聞』1983年8月1日号
ヒロシマの向こうに何を見るか		『週刊ポストカード』1983年8月21日号
空洞・非同時代性・占拠――ブロッホ『この時代の遺産』を読む
						『新日本文学』1983年9月号 (世)
座談会・戦後文化政策の混迷と宮本、蔵原の役割(署名・柴田三郎、増山太助、中沢啓作)
						『労働運動研究』1983年9月号
『六十年』とプロレタリア文化運動――主として「コップ」の運動から(署名・柴田三郎)
						『労働運動研究』1983年9月号
書評・野村吉哉著『魂の配達』		『週刊読書人』1983年10月10日号
タシケント大会報告――二五周年をふりかえりつつ
						『季刊aala』No.1、1983年11月刊
座談会・われわれと「第三世界・若干の総括と展望」(匿名)
						『季刊aala』No.2、1983年12月刊
フィクション「パルチザン伝説」をめぐる問題の意味するもの
						『週刊ポストカード』1983年12月11日号
AA作家運動小史(続)			『季刊aala』No.2、1983年12月刊
日本マルクス主義とアジア			『同時代批評』No.9、1983年12月刊
書評・荻野正博著『弔詩なき終焉――インターナショナリスト田口運蔵』
						『日本読書新聞』1984年1月30日号		
第三世界から見た"核"と文学			『核・貧困・抑圧』1984年2月刊
座談会・いま、文学に問われているもの――世界の危機と「現場」感覚(小田実、野間宏、針生一郎)
						『新日本文学』1984年2月号
書評・佐々木基一著『昭和文学交友記』	『週刊読書人』1984年3月12日号
文芸時評・まず始めに昔語り			『新日本文学』1984年3月号
第二回AALA文化会議に向けて(無署名)『季刊aala』No.3、1984年3月刊
日本AA作家会議第10回総会開く(無署名)『季刊aala』No.3、1984年3月刊
文芸時評・〈戦後〉を遠くのりこえて	『新日本文学』1984年4月号
文芸時評・脱国家としての〈逃走〉または革命の革命について
						『新日本文学』1984年5月号
文芸時評・回収と自立			『新日本文学』1984年6月号
書評・山内昶著『ロマンの誕生』		『日本読書新聞』1984年6月25日号
座談会・戦後左派ジャーナリズムの総括と展望(池田浩士、天野恵一)
						『インパクション』No.30、1984年7月号
文芸時評・廃墟と伝説			『新日本文学』1984年7月号
文芸時評・大西巨人の『天路の奈落』を読む『新日本文学』1984年8月号
「国家のイデオロギー装置」という概念をめぐって
						『季刊aala』No.5、1984年8月刊
対談・"マルクス"の贋金つくりたち(山崎カヲル)
						『同時代批評』No.11、1984年8月刊
書評・A・ドルフマン、A・マトゥラール著『ドナルド・ダックを読む』
						『日本読書新聞』1984年10月15日号
AALA文化会議について			『aala '84』1984年11月刊
Post-War Japan and Post-War Literature	『LOTUS』No.55、1984年
Hotta Yoshie's "Notes on Hojoki		『LOTUS』No.55、1984年
Oe Kenzaburo's "An Odd Job"		『LOTUS』No.55、1984年
Haniya Yutaka's "The White Face of God"	『LOTUS』No.55、1984年
「発展途上国」という言葉			『人権と教育』No.134、1985年2月20日刊
国分一太郎さんの遺したもの			『月刊aala』1985年4月号
日本アジア・アフリカ作家会議第11回総会について(無署名)
						『月刊aala』1985年4月号
座談会・昭和史のなかの綴方運動(津田道夫)『人権と教育』No.2、1985年5月刊
「文化の支配」と「民衆の文化」の現在――第二回AALA文化会議から
						『クライシス』No.23、1985年5月号
国分さんの律儀さ――書き遺された『小学教師たちの有罪』
						『人権と教育』1985年5月20日号
アレックス・ラ・グーマを想う		『月刊aala』1985年12月号
国際AA作家会議セクレタリアート会議(ニューデリー)報告
						『月刊aala』1986年2月号
文学に見る国鉄(1)・白柳秀湖「駅夫日記」	『L』1986年4月10日号
文学に見る国鉄(2)・黒江勇「省電車掌」	『L』1986年5月10日号
文学に見る国鉄(3)・中野重治「汽車の罐焚き『L』1986年6月10日号
文学に見る国鉄(4)・松本清張「点と線」	『L』1986年7月10日号
文学に見る国鉄(5)・内田百間「阿房列車」	『L』1986年8月10日号
△現代革命論への序説――いま、ここでの共産主義に向かって
						「講座・現代と変革・5」『革命と社会主義の現在』1986年8月刊
座談会・「民衆文化論」をめぐって(池田浩士、太田昌国、山口健二、安宇植)
						『月刊aala』1986年8月号
文学に見る国鉄(6)・西村京太郎「特急『白鳥』14時間」
						『L』1986年9月10日号 
文学に見る国鉄(7)・野間宏「顔の中の赤い月」   『L』1986年10月10日号
文学に見る国鉄(8)・栗進介「さいごのばんさん」	『L』1986年11月10日号
文学に見る国鉄(9)・渡辺昭一「静かな駅」	『L』1986年12月10日号
ピョンヤンでAA作家会議執行委員会と文学シンポジウムが開催(無署名)
						『月刊aala』1986年12月号
アジア・アフリカ作家会議執行委員会ピョンヤン会議における日本アジア・アフリカ作家会議代表・栗原幸夫の報告
 			                    『月刊aala』1986年12月号
消え去った最後の幻想			『L』1987年1月20日号
歴史の境界線について			『月刊aala』1987年2月号
書評・ヘイスコックス著『インドの共産主義と民族主義――M・N・ローイとコミンテルン
						『月刊aala』1987年4月号
対談・論議の焦点に向って(池田浩士)	『月刊aala』1987年4月号
インタビュー・転形期としての一九五〇年代『J.O.Y.』1987年夏号、6月5日刊
座談会・戦争と転向と抵抗と(津田道夫)	『人権と教育』No.6、1987年6月刊
書評・和田春樹著『ペレストロイカを読む』『月刊aala』1987年10月号
ソ連によみがえりつつある"古いロシア"	『朝日ジャーナル』1987年10月23日号

(未完)