MIYAGI


宮城、米谷病院・上沼(うわぬま)診療所
佐々木直英(ささき なおひで)

987-0602
宮城県登米郡中田町上沼字弥勒寺中下22−6
FAX:0220-34-2662
sasanaopoem.ocn.ne.jp

「 北上川のほとりの小さな小さな診療所です。
レントゲンすらありませんが、
その分プライマリケアのやりがいはあると思っています。
病院付きの診療所なので、
検査が必要なときには病院でするようにしております。
午前外来・午後往診で在宅患者様は50名弱、
月の往診件数は 70件ぐらいです。
医師1名、看護師2名、事務1名体制で
こじんまりやってます が、
必要があれば車1台にスタッフ全員同乗して駆けつけます。
みちのくの田舎の小さな診療所を
今後ともよろしくお願いいたします。 」
 

New 公益社団法人地域医療振興協会  
女川町地域医療センター  
             齋藤 充

986-2243 
宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜字堀切山51-6
TEL 0225-53-5511 FAX 0225-53-5521
mi-saitojadecom.or.jp

「東日本大震災前・・・
女川町は人口約10000万人、南三陸リアス式海岸、牡鹿半 島の基部にあり、
自然に恵まれ、秋刀魚の水揚げが本州で第3位、ホヤ、ウニ、 牡蠣、ホタテ、銀鮭など
養殖な盛んな漁業の町でした。

東日本大震災により、女川町は850名程の方が犠牲になり、
また、家屋の7割が全 壊または大規模半壊する被害を受けました。

16mの高台にあった「女川町立病院」 も1階部分が津波の被害にあい、
外来、検査、放射線、薬局、事務が使用できな くなりました。

町内の開業医、調剤薬局は全て流され、町内に残った医療機関は 我々の施設だけとなりました。

震災翌日には、着の身着のまま家を飛び出し、
薬 がない、薬手帳がない、自分は心臓病だがどんな薬を飲んでいたかわからない、
というような方々が大勢押し寄せました。

カルテも診療機器も、当初は薬さえも、 何もない状態で、
改めて基本的診療能力の大切さ、プライマリケアの大切さを実 感しました。


全国の方々の支援を受けながら
町民の希望の灯りになろう」と
これまで医療活 動を続けつつ、改修工事を進めてまいりました。

そして平成23年10月1日より19 床の診療所+老健施設に機能変更し、
名称も「女川町地域医療センター」と改め ました。

在宅や仮設診療所への訪問診療も行っておりますが、診療所化に合わせ、
町外にできた仮設住宅への出張診療も開始しました。

また出島、江島のという離 島の診療所も震災により閉鎖されたため、
今後は離島への出張診療も行う予定で す。

女川町の復興に向かって、行政とも連携し、
保健医療福祉の充実した新しい 町づくりを目指していきます。

被災地復興の過程での医療活動、離島診療、仮設住宅支援等、
いろいろ学ぶとこ ろが多いと思います。

一緒に勉強してみませんか?」