9-1 なぜ家庭医になったのですか?
なぜ、家庭医という道を選んだのでしょうか?
医師の若き日の考えは、医学生が今後を考えるのに
とても参考になるだろう。
先生にとって「家庭医」とはどんな医者なんだろう?
いろいろな思いを聞いてみよう。 9-2 卒業後どんな道を歩んできましたか?
先輩医師の実際のあゆみを参考にしてみよう。
「家庭医」になるために学生時代何かしていたのでしょうか?
学生時代にできることはあるのでしょうか?
卒後研修をどうするか(大学、研修病院、留学など)?
研修以後どのような経験をしてきたのか?
その都度、何を考えて歩む道を選んできたのか?
自分の経験への評価はどうだろう?
9-3 なぜ開業したのですか?
いろいろな理由があると思います。
いざ話すとなると答えに困るかもしれませんが、
真剣に話すことで医学生にとって
何か感じることがあるのではないでしょうか?
開業以外の形態の場合には、
今の勤務を選んだ理由を聞いてみよう。
9-4 どんな時にやりがいを感じますか?
現在の仕事のやりがいや、
これまでに経験したよろこびを聞いてみよう。
医師であってよかったと思える時を聞けば、
自分のこれから夢も膨らむことだろう。
また、つらい時ややめたいと思う時はどんな時だろう?
どうやって乗り切ってきたのだろう?
9-5 もうかりますか?
開業は金銭的にも大変だという噂もあるけど、実際にはどうだろう?
開業当初の話や、現在の収支の実際を教えてもらおう。
こんな話はなかなかほかでは聞けません。
医療と経営のバランスをどうやってとっているのでしょうか?
9-6 医師のQOL
医師も人間、医師にも生活があります。
仕事の責任と、プライベートの生活を
どのようにバランスをとっているのだろう。
「医者の不養生」とならないよう、
心身の健康を保つ工夫はしているのでしょうか?
患者さんや地域に支えられている部分も大きいです。
9-7 医師の家族のQOL
医師にも家族があります。家庭医として十分に活躍するために、
医師のその家族との関係を考えてみよう。
家族と地域の関係に、医師が助けられることもあります。
よき家庭医はよき家庭人たりうるか?
家庭医の生々しい姿を見てください。見せたくないこともありますが。
9-8 生涯研修はどうしていますか?
開業したら勉強できないってホント?
いえいえ、医師は生涯、勉強が必要です。
講演会、勉強会や病院でのカンファランスがあれば
一緒に参加させてもらおう。
これからはインターネットやメーリングリストの活用も
ますます活発になってくるだろう。
9-9 診療所のある地域を見る
家庭医の機能は、その地域と密接に結びついています。
診療所と地域のかかわりを見てみよう。
都市部、山間部、農村、漁村、寒冷地、離島など、どんな地域だろう。
診療所の中では医師と患者さん、地域の中ではどちらも一住民。
どんな表情で、どんな会話をして、どんな雰囲気だろう?
9-10 なぜ学生実習を受け入れるの?
診療所の医師にとって学生を受け入れる利点、欠点はなんだろう。
また診療所の患者さんにとって利点、欠点はなんだろう。
どうして学生実習を受け入れようと思うのだろう?その思いを聞いてみよう。
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