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3、診察をうけるまえとあとへ


4 院内チーム医療

4-1 ナースの役割 担当:看護婦


4-1-1 ナースの動きをみる
患者を呼び入れる、診察の介助をする、
患者さんの理解の手助けをするなど、
まずは一連の流れを見る。
医師をはじめとするスタッフと連携して、
一連のチームとして機能しているのです。

4-1-2 検査・処置を見る
採血や点滴、創傷の処置、吸入、
さまざまな機器の扱いをしているのをみてみよう。
患者さんに安心を与えるために
どんな努力をしているのだろう。
また、処置の間の患者さんの様子はどうだろう。
どんな気持ちで処置を受けているだろう。

4-1-3 待合室看護を見る
診察室の前と後に、患者さんや家族の質問に答えたり、
ホームケアを再度説明したり確認したりします。
医師が十分に説明したつもりでも、
ナースの立場での説明が理解を深めます。
動作が困難な高齢者の介助の工夫も見てみよう。

4-1-4 電話医療を見る
電話での問合せに対して、
医師の指示のもとで答える様子を聞こう。
看護婦を通してだから聞けることもある。
将来は電話医療はもっと増えると思われます。

4-2 ナースしてみる  担当:看護婦 


4-2-1 処置の介助
採血、処置、理学療法をしている様子を
そばで見て、そのやり方やコツを
教えてもらおう。

子供の抑制はどのように工夫しているだろう。
可能であれば、何度か見たあとに実際にやってみよう。

4-3 ナースに聞く 担当:看護婦 


4-3-1 ナースから見た医師
診療所だから望まれる医師像、こんなことで困る、
連携を取るのにどのようにしているなど、
痛烈な意見をずばり聞いてみましょう。

4-3-2 ナースから見た患者
ナースから見て、気になる患者さんってどんな人?
具体的にどんなことが気になるのだろう?
看護婦としてどう介入できるか、
どうしていこうと思っているのか、聞いてみよう。

4-3-3 トラブルの体験・やりがいの体験
失敗談、うれしかったこと、やりがいを感じる時、
感謝されたこと、患者さんのことで困ったこと、
家庭との両立、いろいろな思いを聞いて見ましょう。
診療所ならではの体験が聞けるかもしれません。

4-4 ナース以外の院内スタッフ 担当:スタッフ 


4-4-1 ナース以外の院内スタッフ
診療所ではナース以外にどんな職種があるのだろう。
病院にはいて、診療所にはいない職種は何だろう。
いない職種の役割はどのようにしているのだろう。
診療所での予防活動には
コメディカルの活躍が欠かせません。



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5 検査

5-1 診療所と検査 担当:医師 


5-1-1 診療所でできる検査、できない検査
その診療所でどの検査ができて
どの検査ができないのか見てみよう。
なぜその特定の検査をその診療所でやることに、
あるいはやらないことにしているのでしょう。
あえてできないようになっているのはなぜだろう。
検査は診療所の中ですべて行われているのでしょうか。

5-1-2 どんな人に検査しているの
どのくらいの割合で検査が行われているのだろう。
どんな人に検査が必要になるのでしょうか。
その人に検査をする目的は何でしょうか。

5-1-3 なぜ検査をしないのでしょう?
あえて検査を行わない判断をするのはなぜでしょう?
プライマリ・ケアの現場では、
問診と診察だけで、検査を行わないで
マネージメントできる場合が多いことを見てください。

5-2 オフィス・ラボを見る 担当:医師・看護婦 


5-2-1 診療所での検査を見る
診療所でやっている検査を見てみよう。
血液検査、尿検査、便や喀痰の検査、
レントゲン検査を撮っていることもある。
内視鏡、超音波検査なども、やっていれば見せてもらおう。

5-2-2 外注検査について
多くの診療所では、外注検査を利用している。
どのようなシステムになっているだろう。
結果を早く知りたい時、
どのような手段をとっているのだろう。

5-2-3 迅速検査について
診療所ですぐ結果を知ることができる
迅速検査キットというものがある。
インフルエンザウィルス・アデノウィルス・溶連菌など。
どんな時にどんな患者さんに対して使っているのでしょう。
その長所・短所を考えてみよう。
実際にやるところも見せてもらおう。

5-2-4 できない検査はどう工夫しているか
診療所でできない検査はどのように補っているだろう。
他の医療機関と医療機器を共同利用している場合もある。
検査を他でやる時に、その依頼先・紹介先は
どのように決めているのだろう。

5-3 オフィス・ラボを経験する 担当:医師・看護婦 


5-3-1 実際に検査をやってみる
医師の指導のもと、血液検査・尿検査などで
できるものをやってみよう。
可能であれば、心電図を撮ってみたり、
超音波検査の探触子を当てさせてもらうのもよいだろう。

5-4 セミナー  担当:医師


5-4-1 検査結果の解釈
医師はそれぞれの検査の性質を
どのように把握して利用しているだろうか?
感度・特異度など、臨床疫学的な考え方を
現場でどのように活用しているのか
教えてもらおう。

5-4-2 クオリティーコントロール
診療所でできる検査の精度を保ち、
質を管理するためにどのような工夫をしているだろうか?


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6 薬局

6-1 薬局(院内・院外)を見る 担当:薬剤師・医師・看護婦 


6-1-1 くすりを見る
錠剤、カプセル、散薬、顆粒、水薬、舌下錠、坐薬、軟膏、クリーム、
ローション、点眼薬、点耳薬、点鼻薬、吸入薬、トローチ、
シップ、テープ剤、注射薬剤など、いろいろな剤形を見てみましょう。
同じ名前の錠剤でも力価が違うものもあります。
名前が違っても成分が同じものもあります。

6-1-2 調剤を見る
調剤しているところを見てみましょう。水薬や粉薬を測ったり、分けたり。
自動分包機があるところもあるでしょう。
錠剤やカプセルでも他の薬と間違わないように、数を確かめます。
一人の患者さんが飲む薬の量はどのくらいになるのでしょう。
薬がとても多い患者さんはどんな人でしょうか?

6-1-3 くすりの説明を聞く
水薬の飲ませ方、吸入薬の使い方、坐薬の使い方、貼り薬の使い方、
インスリンの自己注射の指導など、どのようにしているか聞いてみよう。
頓服薬はいつどのように使うように説明しているでしょう。

6-2 くすりに触れる 担当:薬剤師・医師・看護婦 


6-2-1 くすりを調剤してみる
架空の処方箋に基づいて調剤してみましょう。
水薬や粉薬を測ってみましょう。どんなことに気を使うでしょうか。   

6-2-2 くすりを味わってみる
小児に投与する粉薬などは、味も知っておくとよい。
それがコンプライアンスの向上にもつながります。
市販薬はとても飲みやすく工夫されています。
漢方薬エキス剤もそれぞれ味や匂いが違います。
「良薬は口に苦し」とも。参考に味わってみましょう。

6-3 くすりを考える 担当:薬剤師・医師・看護婦


6-3-1 服薬指導を考える
効能や副作用など、どのように説明しているでしょう。
患者さんの薬への思いをどのように引き出しているだろう。
患者さんや一緒に来た家族の反応はどうでしょう?
効能や副作用のどこまでを説明すべきでしょうか?
うっかり飲み忘れたときにはどうするように説明しているでしょうか?
服薬指導が難しい人はどんな人でしょうか?

6-3-2 医薬分業を考える
院外薬局があれば見せてもらうとよい。
自己負担額も院外処方と院内処方で違うことがあります。
医薬分業の長所・短所を議論して、考えを煮詰めてみましょう。
患者の立場から、医療機関の立場から考えてみよう。

6-3-3 相互作用を知る
薬の組み合わせによっては思わぬ副作用が現われます。
代表的なものを知っておこう。

6-3-4 妊娠中・授乳中のくすり
妊娠中の女性が受診した時、薬はどうしましょう。もし処方する時には、
どんなことに注意してどんな説明をしているでしょう。
胎児への安全性はどうなのでしょう。
催奇形性を心配している人にどのように情報提供しているだろう。
出産後母乳を与えている時はどうだろう。

6-3-5 市販薬を考える(OTC)
ほとんどの人がOTCを使っています。それならばOTCの上手な選び方、
使い方を指導するのも家庭医の役割でしょう。
同じ名前の薬でも、医療機関で出す薬とOTCで成分が違うこともあります。
民間薬や健康食品の相談をされたらどのように答えるのでしょうか。

6-3-6 ジェネリックとは?
ジェネリックと呼ばれる薬があります。それはどんな薬か、
どんな利点と欠点があるのか、指導医と話し合ってみましょう。


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7 在宅医療・院外チーム医療

7-1 病診連携・診診連携 担当:医師 


7-1-1 紹介状での連携
他の医療機関へのいわゆる「紹介状」(診療情報提供書)を見てみよう。
どのようなことに気を配って書いているでしょう。診療所からの紹介と、
その返事を見て、紹介状を書く立場と受け取る立場の意思は通じているでしょうか。
在宅患者などで、診療所側に積極的に紹介される場合もあります。

7-1-2 電話での連携
他の医療機関などとの電話で連絡しているところを横で聞いてみよう。
医師間で電話で連絡をする際のマナーや工夫、問題点を考えてみよう。

7-1-3 実際に他の医療機関へ行く
他の病院に足を運ぶ先生についていってみよう。
患者さんのお見舞いや入院患者の回診、病院医師と直接会っての連絡、
病院医師との勉強会・カンファランスにも出てみよう。
紹介患者の手術にもいれてもらえる場合もあります。
「オープンベッド」のシステムで、
診療所の医師が入院した人を診療している場合もあります。
そうでなくても実際に病院へ足を運ぶ意味は何だろう。


7-2 訪問診療・往診に行く 担当:医師 


7-2-1 訪問診療・往診に同行する
訪問診療はあらかじめ計画されているもの、
往診は患者さんの容態によりその都度呼ばれていくものです。
まずは同行して在宅医療の現場を実際に見てみよう。

7-2-2 在宅患者を知る
患者さんはどんな所に住み、どんな生活をしているのでしょう。
実際にどんなことで困っているのでしょう。
患者さん自らの口で話してもらえたら望ましい。
在宅でないと聞けない話もあります。
たとえ今は話ができなくても、その人はどんな人生を送ってきたのだろう。
ねたきりで話もできない人は実は何を考えているのだろうか?

7-2-3 在宅医療で診るものは?
在宅医療ではどんな問題を取り扱うのだろう。
科にすれば内科、精神科、整形外科、皮膚科、婦人科などなど、
症状にすれば失禁、褥創、痴呆、せん妄、転倒などなど、多彩にわたります。
多剤投薬問題などの評価も必要です。
どんなときに専門医に対診をもとめる判断をするでしょうか。

7-2-4 在宅医療の工夫を知る
往診かばんなど、どのような工夫をしているでしょう。
ポータブルエコーや心電図など、在宅へ持ち込める医療機器も増えています。
在宅酸素療法や在宅人工呼吸器など、
在宅に置いている医療機器は誰がどう使っているでしょうか。
緊急時にどのように対応するかも「在宅医療の工夫」の重要ポイントです。
電話での連絡や、病院との連携など、どのように工夫しているでしょう。

7-2-5 介護者との関わりを見る
患者さんのお世話をしている人はどんな様子でしょうか。
先生とどのような雰囲気でどのような話をしているでしょう?
どんな思いをもっているのでしょうか。
在宅医療では患者さんだけでなく介護者も支える視点が必要です。
介護者自身の健康管理にも配慮しています。

7-2-6 在宅ターミナルを知る
患者さんに失礼のないように在宅ターミナルの場へ同行させてもらおう。
過去の症例などを通じて、在宅ターミナルケアの苦労とやりがいを聞いてみよう。
在宅ターミナルケアを支える資源は何だろう。
患者さん、家族、医療者それぞれの思いに触れてみよう。
患者さんと死についてどのように語っているでしょうか。
事前指示(advance directive)の聴取とは何でしょう。

7-3 介護・福祉との連携 担当:医師・ヘルパー・看護婦・保健婦・リハスタッフ


7-3-1 訪問介護・訪問リハビリ・訪問看護に同行する
訪問介護・訪問リハビリ・訪問看護に同行してみよう。
身体介護と家事援助はどのように違うのでしょうか。
その他にも、栄養士・歯科衛生士・理学療法士・言語聴覚士など  
幅広い職種が在宅医療を支えます。
それらの人たちとどのように連携を取っているのでしょうか。

7-3-2 保健婦と話す
保健婦ってどんな役割をしている人でしょうか。
案外、医学生だけでなく、医師でも知らない人が多いです。
でも、地域での医療・保健・福祉では欠かせない職種です。
医師とどのように連携しているか見てみましょう。

7-3-3 ヘルパーの仕事を知る
ヘルパーと一緒に身体介護をやってみよう。
ヘルパーといろいろな話をしてみましょう。
ヘルパーとしてのいろいろな苦労話や、
医師への注文などを聞いてみましょう。

7-3-4 福祉施設を見る
在宅医療を支えるいろいろな施設群へ足を運んでみよう。
デイケアやショートステイなど、どのように過ごしているでしょうか。
それらが在宅生活を支える意味は何だろう。
それらの福祉・社会資源とどのように連携しているでしょうか。

7-3-5 ケース検討会議を見る
いろいろな職種が集まるケース検討会議は、
医療機関の枠を越えたチーム医療のよい一例です。
チャンスがあれば参加させてもらおう。
どんな職種の人がどんな雰囲気で話し合っているでしょう。
ケアマネージャーはどのような役割を果たしているでしょうか。


7-4 職場や学校での医師 担当:医師 


7-4-1 産業医を知る
産業医ってなんだろう。実際に事業所へ行くときに同行してみましょう。
産業医としての苦労話を聞いてみましょう。

7-4-2 校医を知る
校医の役割はなんだろう。学校の養護教諭と
どのように連携を取っているでしょう。
検診や予防接種などで実際に学校へ足を運び、
養護教諭と連携をとっている場面を見てみよう。
春先なら学校検診を見ることができるかも。
日本脳炎やツ反、BCGなど、学校でやっている
予防接種もチャンスがあれば見てみよう。



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8 予防

8-1 診療所の中での予防 担当:医師・看護婦 


8-1-1 診療所での予防医学とは
診療所ではどんな場面で予防活動が行われているでしょうか?
診察を見て、どんな予防の働きかけが行われているか探してみよう。
思わぬ発見があるかも。

8-1-2 日常診療の中での予防・ヘルスプロモーション
普段の診療の中で予防が働きかけられるのに気づこう。
診療中の雑談や簡単な質問から手がかりを得ている。
病気になる前の1次予防が多いのが特徴です。
タバコの問題などどのように触れられているでしょうか?

8-1-3 本人が意識していない健康問題
患者さんが言わないことでも、必要なことなら働きかけます。
特に健康な若い人は、診療所に来た時が
予防や健康増進に関する介入をする唯一のチャンスです。
カゼで受診した患者さんの血圧を測るのはなぜでしょう。

8-1-4 本人以外の人の健康への働きかけ
患者さん本人だけでなく、その家族に話が広がることもあります。
その家族の状況や、家族の個人の発達過程を意識して、
さりげなく話題にします。
家族の病気が本人の健康に影響していることもあります。

8-2 けんしん(健診・検診) 担当:医師・看護婦・保健婦 


8-2-1 けんしんを見る
どんなけんしんが行われているでしょう。
その検診は何のために行われるのでしょう。
どんな項目が行われているのでしょうか。

8-2-2 けんしんの結果をどう生かすか
患者さんが検診結果を持ってきました。その結果をどのように解釈し、
どのように活用しているでしょうか。
患者さんは検診結果についてどのように考えているのでしょうか。

8-2-3 けんしんの制度を知る
けんしんの制度がどのようになっているのか聞いてみよう。また、
その精度を保つためにどのように工夫しているのか聞いてみよう。

8-3 集団に対する予防  担当:医師・看護婦・保健婦 


8-3-1 予防接種
その診療所では予防接種をどのように扱っているでしょうか?
小児への予防接種だけでなく、
インフルエンザなどの成人への予防接種もあります。
なぜその診療所でその予防接種をしているのでしょうか。

8-3-2 健康教室などの集団指導やヘルス・プロモーション
診察室を飛び出して、多くの人を相手にした健康教室の機会があれば幸運です。
医師がどのように関わっているか見てみましょう。
学生自身が話をするなど、手伝わせてもらえるともっとよいでしょう。


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9 家庭医の真実に迫る


9-1 なぜ家庭医になったのですか?
なぜ、家庭医という道を選んだのでしょうか?
医師の若き日の考えは、医学生が今後を考えるのに
とても参考になるだろう。
先生にとって「家庭医」とはどんな医者なんだろう?
いろいろな思いを聞いてみよう。

9-2 卒業後どんな道を歩んできましたか?
先輩医師の実際のあゆみを参考にしてみよう。
「家庭医」になるために学生時代何かしていたのでしょうか?
学生時代にできることはあるのでしょうか?
卒後研修をどうするか(大学、研修病院、留学など)?
研修以後どのような経験をしてきたのか?
その都度、何を考えて歩む道を選んできたのか?
自分の経験への評価はどうだろう?

9-3 なぜ開業したのですか?
いろいろな理由があると思います。
いざ話すとなると答えに困るかもしれませんが、
真剣に話すことで医学生にとって
何か感じることがあるのではないでしょうか?
開業以外の形態の場合には、
今の勤務を選んだ理由を聞いてみよう。

9-4 どんな時にやりがいを感じますか?
現在の仕事のやりがいや、
これまでに経験したよろこびを聞いてみよう。
医師であってよかったと思える時を聞けば、
自分のこれから夢も膨らむことだろう。
また、つらい時ややめたいと思う時はどんな時だろう?
どうやって乗り切ってきたのだろう?

9-5 もうかりますか?
開業は金銭的にも大変だという噂もあるけど、実際にはどうだろう?
開業当初の話や、現在の収支の実際を教えてもらおう。
こんな話はなかなかほかでは聞けません。
医療と経営のバランスをどうやってとっているのでしょうか?

9-6 医師のQOL
医師も人間、医師にも生活があります。
仕事の責任と、プライベートの生活を
どのようにバランスをとっているのだろう。
「医者の不養生」とならないよう、
心身の健康を保つ工夫はしているのでしょうか?
患者さんや地域に支えられている部分も大きいです。

9-7 医師の家族のQOL
医師にも家族があります。家庭医として十分に活躍するために、
医師のその家族との関係を考えてみよう。
家族と地域の関係に、医師が助けられることもあります。
よき家庭医はよき家庭人たりうるか?
家庭医の生々しい姿を見てください。見せたくないこともありますが。

9-8 生涯研修はどうしていますか?
開業したら勉強できないってホント?
いえいえ、医師は生涯、勉強が必要です。
講演会、勉強会や病院でのカンファランスがあれば
一緒に参加させてもらおう。
これからはインターネットやメーリングリストの活用も
ますます活発になってくるだろう。

9-9 診療所のある地域を見る
家庭医の機能は、その地域と密接に結びついています。
診療所と地域のかかわりを見てみよう。
都市部、山間部、農村、漁村、寒冷地、離島など、どんな地域だろう。
診療所の中では医師と患者さん、地域の中ではどちらも一住民。
どんな表情で、どんな会話をして、どんな雰囲気だろう?

9-10 なぜ学生実習を受け入れるの?
診療所の医師にとって学生を受け入れる利点、欠点はなんだろう。
また診療所の患者さんにとって利点、欠点はなんだろう。
どうして学生実習を受け入れようと思うのだろう?その思いを聞いてみよう。


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