栗原幸夫評論集・3

本を読む

空洞、非同時代性、占拠――エルンスト・ブロッホ『この時代の遺産』
マルクス主義
人はなぜファシズムに魅せられたか――池田浩士『権力を笑う表現』

ベルジャーエフほか『道標』と『深き淵より』

スペクタクル社会に亀裂をつくるために――ドゥボール『スペクタクルの社会』

運動史研究の新しい地平

文化の戦略に向かって――桑野隆『民衆文化の記号学』を読む

ドルフマン『ドナルド・ダックを読む』

天野恵一『全共闘経験の現在』

高橋哲哉『戦後責任論』を読む」

過渡期の群像――竹中労著『黒旗水滸伝』解説

柄谷行人『倫理21』を読む

中田幸子『前田河廣一郎における「アメリカ」』

スガ秀美著『「帝国」の文学』

囲む会編『小田切秀雄研究』

地獄めぐりへの招待状――池田浩士編・訳「ドイツ・ナチズム文学集成」に寄せて

社会運動の歴史が「科学」になる時代が来たことをつげる仕事

『天皇制に関する理論的諸問題』の今日的な意義――戦争責任論の深化のために

惰性化した日常の外へ――池田浩士著『歴史のなかの文学・芸術』解説

ワルシャウスキー空間の解放から体制の解体へ――ワルシャウスキー『パレスチナ=イスラエル 民族共生国家への挑戦』